群青

10年前の３月11日、皆さんは何をしていましたか？

10年前は金曜日だったので、鵠洋コーラスの練習日ではなかったですね。

個人的なことですが、私はまだ鵠洋コーラスには入っていませんでした。

地震の時は愛犬(今は天使になっています)と自宅で過ごしていました。

今までは地震があっても全く気にせず大いびきで寝ていましたが、あの日は

さすがに怖かったようで、私の元に駆け寄ってきました。

それ以降、地震そのものよりテレビや携帯電話の地震速報の音に驚いていました。

かわいそうに録画の中での音にも反応していました(笑)

そして、私たちが昨年から練習している「群青」。

この曲は東日本大震災で街が大きな被害を受け、散り散りになった南相馬市立小高(おだか)中学校の生徒たちのことを思って、残った生徒たちの言葉を集めたものが詩になり、当時の音楽教師が曲をつけて完成したとのこと。

震災後はなかなか歌うこと自体できなくなっていた生徒たちが、この曲を練習するにつれ歌えるようになっていったそうです。

それ以降、多くの人を励まし、勇気づけ、ずっと歌い継がれる曲となりました。

昨年から2度、中止となったふじさわ合唱祭ですが、7月25日(日)に決まりました。

私たちは、この「群青」を歌う予定です。

今度こそ無事に、みんなで歌えることを願うばかりです。

歌えることの喜びを感じ、歌うことの楽しみを伝えていけたらいいですね。

「群青」の動画を検索していたら色々と出てきて、見ていたらあっという間に時間が経ってしまいました！

私たちの歌声も、発表できるくらいの力をつけたいところです…(笑)

私たちが練習再開できるまで、あともう少しの辛抱です。

今までの練習報告を見直して、復習おいてくださいね～！