【発声】
声を出す前に、ビックリしてみましょう。
- ビックリした時、思わず足を踏み込んでいませんか?
声を出す時も足指で地面をつかんで、下半身の重心を保ちましょう。 - 「ハッ」と息を吸った時、冷たい空気が口の中の上を通って、目の奥から
後頭部に抜けて行くことを感じませんか?
そこが声の通り道です。
息を吸って、そのまま口から前に直線で声を出すのではなく、口の奥から
目の奥を通って、目から声が出ている?そんなイメージかもしれません。
または、しゃっくりをしてみましょう。
- 口の中を奥に引いて、横隔膜をへこませます。
- 頭の真下に腰、股関節を絞めて、お腹を引っ込ませます。
- 口は平べったくならないように、点で音を取るイメージで。
とにかく、声を出す前の準備が大事。
ボールを投げる前の、振りかぶりのようなイメージ。
声は喉に落とさず、上で取るように意識してみてください。
【みえない手紙】
去年から練習していた曲ですが、来年の合唱祭候補曲になりました。
一度通しましたが、ある程度は覚えていたようで安心しました。
ただ、初めての人もいるし、パート編成も考えないといけないかも。
まだ時間はあるので、少しずつ完成させていきましょう。
【にじいろ】
- 楽譜を見る時、下を見過ぎないようにしましょう。
- 出だしはもう少し小さく始める。
- 主旋律がパート毎に変わる時は、主旋律を歌う方は大きめに。
- 各パートが重なった時は、一緒になったとわかるように(ボリューム)。
- 最後まで落ちないよう、支えをキープして!
- 声に意志・意識を持つ。
歌う側が気持ちを込めないと、聞いている側には伝わらない。 - アルト
ソプラノからメロディーを受け取った所は、受け取ったとわかるように。 - アルト
「なれば」「のりこえれば」の出だしの「N」をしっかり。
「N」の前に息継ぎして準備、小さく「N(ん)」を入れてみてもいいかも。 - ソプラノ
「あーあ」は小さく、その後はしっかり出す。
【マイバラード】
- 三連符は前進して行く。その後のフォルテで頑張り過ぎて遅れないように!
- 最後のハミング前は、必ず指揮を見ましょう。
【ふるさとの四季】
『春の小川』
- 「すがたやさしく」の「す」の歌い始めは、サッと点で入る。
平たくぼわーんとした感じにならないように。
→発声の時の、ビックリ&しゃっくりの要領。 - 他の部分も同様。クレッシェンドなども、細く出してから広げていく。
『朧月夜』
- 「はるかぜ」の「は」も、勢いだけで出ない。点で丁寧に音を出す。
『夏は来ぬ』
- 「しのびて~」の部分
ピアノからフォルテまで、膨らますところがわかるように。
1音1音ではなく、言葉の語尾まで繋がりを意識する。 - 「もらす」の「も」、始めから強く出さない。点で出して膨らます。
『われは海の子』
- 元気の良さはお腹で表す。口の中は開けて、フレーズの繋がりを感じて。
- 出だしの「わ」・「いそべ」の「い」など、丁寧に点で出す。
- 最後はお腹で切る。
『村祭』
- 「どーん~」の部分
口先で出さない。「どー」が鼻の奥で鳴っているイメージ。 - 「あああ~」の部分
スタートからゴールは決まっているので、その道(線)をイメージする。
浅くならないよう点で入って、お腹で膨らませて行く。 - 終わりも同様。
【まとめ】
- 体重を乗せて声を運んでいるか、常に意識する。
それができれば、声が客席に届くようになるはず! - 説得力を表すのは、強さと丁寧さ。
そのためには、常に身体の支えが必要。 - フォルテのイメージは、口の中をどんどん開けて行く。身体を支え続ける。
- 細い線でつなげないといけない部分は、点で取ってそこから広げていく。
- 声を出すイメージを、自分で色々と試してみましょう~♪
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