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11月2日の練習報告

【発声】

声を出す前に、ビックリしてみましょう。

  1. ビックリした時、思わず足を踏み込んでいませんか?
    声を出す時も足指で地面をつかんで、下半身の重心を保ちましょう。
  2. 「ハッ」と息を吸った時、冷たい空気が口の中の上を通って、目の奥から
    後頭部に抜けて行くことを感じませんか?
    そこが声の通り道です。
    息を吸って、そのまま口から前に直線で声を出すのではなく、口の奥から
    目の奥を通って、目から声が出ている?そんなイメージかもしれません。

または、しゃっくりをしてみましょう。

  1. 口の中を奥に引いて、横隔膜をへこませます。
  2. 頭の真下に腰、股関節を絞めて、お腹を引っ込ませます。
  3. 口は平べったくならないように、点で音を取るイメージで。

 

とにかく、声を出す前の準備が大事。

ボールを投げる前の、振りかぶりのようなイメージ。

声は喉に落とさず、上で取るように意識してみてください。

 

【みえない手紙】

去年から練習していた曲ですが、来年の合唱祭候補曲になりました。

一度通しましたが、ある程度は覚えていたようで安心しました。

ただ、初めての人もいるし、パート編成も考えないといけないかも。

まだ時間はあるので、少しずつ完成させていきましょう。

 

【にじいろ】

  • 楽譜を見る時、下を見過ぎないようにしましょう。
  • 出だしはもう少し小さく始める。
  • 主旋律がパート毎に変わる時は、主旋律を歌う方は大きめに。
  • 各パートが重なった時は、一緒になったとわかるように(ボリューム)。
  • 最後まで落ちないよう、支えをキープして!
  • 声に意志・意識を持つ。
    歌う側が気持ちを込めないと、聞いている側には伝わらない。
  • アルト
    ソプラノからメロディーを受け取った所は、受け取ったとわかるように。
  • アルト
    「なれば」「のりこえれば」の出だしの「N」をしっかり。
    「N」の前に息継ぎして準備、小さく「N(ん)」を入れてみてもいいかも。
  • ソプラノ
    「あーあ」は小さく、その後はしっかり出す。

 

【マイバラード】

  • 三連符は前進して行く。その後のフォルテで頑張り過ぎて遅れないように!
  • 最後のハミング前は、必ず指揮を見ましょう。

 

【ふるさとの四季】

 

『春の小川』

  • 「すがたやさしく」の「す」の歌い始めは、サッと点で入る。
    平たくぼわーんとした感じにならないように。
    →発声の時の、ビックリ&しゃっくりの要領。
  • 他の部分も同様。クレッシェンドなども、細く出してから広げていく。

 

『朧月夜』

  • 「はるかぜ」の「は」も、勢いだけで出ない。点で丁寧に音を出す。

 

『夏は来ぬ』

  • 「しのびて~」の部分
    ピアノからフォルテまで、膨らますところがわかるように。
    1音1音ではなく、言葉の語尾まで繋がりを意識する。
  • 「もらす」の「も」、始めから強く出さない。点で出して膨らます。

 

『われは海の子』

  • 元気の良さはお腹で表す。口の中は開けて、フレーズの繋がりを感じて。
  • 出だしの「わ」・「いそべ」の「い」など、丁寧に点で出す。
  • 最後はお腹で切る。

 

『村祭』

  • 「どーん~」の部分
    口先で出さない。「どー」が鼻の奥で鳴っているイメージ。
  • 「あああ~」の部分
    スタートからゴールは決まっているので、その道(線)をイメージする。
    浅くならないよう点で入って、お腹で膨らませて行く。
  • 終わりも同様。

 

【まとめ】

  1. 体重を乗せて声を運んでいるか、常に意識する。
    それができれば、声が客席に届くようになるはず!
  2. 説得力を表すのは、強さと丁寧さ。
    そのためには、常に身体の支えが必要。
  3. フォルテのイメージは、口の中をどんどん開けて行く。身体を支え続ける。
  4. 細い線でつなげないといけない部分は、点で取ってそこから広げていく。
  5. 声を出すイメージを、自分で色々と試してみましょう~♪